さくらのVPSで FreeBSD を使うときに必ず必要なもの

それは「日本語106キーボード」。
理由としては、VNC のキーマップが 106 キーボードで設定されているからだ。

インストール時のキーマップの設定は 106 キーボード

VPSFreeBSD をインストールするマニュアルにも、106 キーボードを選択するように記載されている。多くの日本人が106 キーボードを使っているからという理由と、NC のキーマップが 106 キーボードで設定されていることが理由だ。

インストール時に 106 キーボード以外を選択した場合

キーマップがおかしくなり、入力したい文字が入力できなくなる。
好みの問題から 101 キーボードを使っている場合は、どこのキーにどの文字が割り当てられているのか、すべて確認をしないと正しく入力できない。また、一部の記号の入力もできない。

現時点での唯一の対策方法

  1. 日本語106キーボードを用意する
  2. インストール完了後、リモートから root で SSH でログインできるように設定し、さっさと必要な設定をしてしまう

私の場合、VNC 上で vi から sshd_config を編集しようとしたが、「_」や「=」が入力できなかったので、root でリモートからのパスワード認証によるログインを許可した(幸いにも「:」は入力できたので、vi での編集ができた…)。
すぐにリモートから sshd_config の設定を再修正し、ユーザーでのログインが可能であること、必要最低限な port (sudo等)をインストールして、VNC を利用しなくてもすむようにした。
ちなみに、VNC として使われている TightVNC ではコピー & ペーストはできない(いろいろ調べて試してみたが、コピペはできなかった)ので、入力できない文字をコピペして対応するのも不可能。

簡単な方法は 日本語 106 キーボード を用意すること

Windows で他のキーボード(101キーボード等)を使っている場合、レジストリを編集してキーマップを、106 キーボードにする必要があるなど面倒くさいが、どんな文字が入力されるのか確認しながら VNS 上で設定を行うよりは、はるかにまし。