さくらのVPSに FreeBSD をインストールする

CentOS 以外の OS をインストールする方法は、さくらのVPSのユーザー用ページにマニュアルがある。
インストール作業をしていて、初めて FreeBSD をインストールする人にはわかりづらいと思ったところをメモしておく。

キーマップは日本語106キーボードを必ず選択する


他のキーマップを選択すると、VNCコンソールで正しく文字を入力できなくなる。また、キーマップで日本語106キーボードを選択しても、日本語106キーボードで文字を入力しないと意図した文字を入力できない。特に「_」や「=」などである。

サーバー用途で使うならば、「minimal(最小構成)」を選択する

rpmLinux と異なり、FreeBSD は最小構成を選択してインストールすると、本当に最小構成のソフトウェアしかインストールされない。

実際、インストール完了直後は、下記のサービスしか起動していない。

% netstat -a | grep LISTEN
tcp4       0      0 localhost.smtp         *.*                    LISTEN
tcp4       0      0 *.ssh                  *.*                    LISTEN
tcp6       0      0 *.ssh                  *.*                    LISTEN

インストールが完了したら、portsnap コマンドでソフトのパッケージツリーをダウンロードして、すぐに必要なソフトウェアのインストールを開始できる。

ネットワークの設定


入力項目は「Tab」キーで進める。戻る場合は「Shift」キーと「Tab」キーで移動する。
ネットワークの設定項目は、下記の図のように対応している。

DNS サーバーの入力項目はひとつしかないが、設定完了後にセカンダリ DNS サーバーを追記できるので、ひとつだけ DNS サーバーを登録しておく。
DNSサーバーの設定ファイルは、下記のコマンドで確認できる。

# less /etc/resolve.conf