MacBook Pro のバッテリー残量が十分にあるのに、強制スリープになる
突然、強制スリープ状態になる
バッテリーの残量が 30% ほどなのに、バッテリー切れの際に起きる強制スリープの状態になってしまう。
まずは、バッテリーのリフレッシュを試してみる。
- 電源アダプタを接続し、コネクタのランプが緑色に変わり、メニューバーにあるバッテリーのアイコンがバッテリーが完全に充電されたことを示すまで完全に充電。
- バッテリーが完全に充電された状態を 2時間以上保持。この間、電源アダプタが接続されていればコンピュータは使用可能。
- 電源アダプタをコンピュータから取り外し、バッテリー電源を使ってコンピュータを使う。バッテリーの残量が少なくなると、バッテリーの残量が少ないことを示す警告が表示される。
- スリープするまでコンピュータを起動させる。スリープになる前に、全アプリケーションを終了。
- コンピュータの電源を切った状態、もしくはスリープ状態を 5時間以上継続させる。
- 電源アダプタを再度接続し、バッテリーが完全に充電されるまで放置。この間、電源アダプタが接続されていればコンピュータは使用可能。
しかし、現象は改善しなかった。
バッテリーの交換修理
メニューバーに表示されているバッテリーのアイコンを開くと、「バッテリーの交換修理」という項目が追加表示されていた。
この項目を開くと、バッテリーについてのヘルプが表示され、表示内容の説明がされていた。
Snow Leopard 10.6 の新機能
この項目は Mac OS X 10.6 の新機能という説明を見つけた。
対応方法
対応方法として、次のことが説明されていた。
「今すぐ交換」と「バッテリーの交換修理」について
http://support.apple.com/kb/HT3782?viewlocale=ja_JP
Mac ポータブルのバッテリーがすぐに消耗してしまう場合やまったく充電できない場合は、「バッテリー」メニューに「今すぐ交換」または「バッテリーの交換修理」という警告が表示されます。この警告が表示され、バッテリーが取り外し可能なタイプの場合は、バッテリーをいったん取り外して取り付け直してください。その際は、電源コードがコンピュータとコンセントに接続されていることを確認します。取り外しできないタイプのバッテリーが搭載されているモデルでは、SMC (System Management Controller) を リセット する必要がある場合もあります。
この問題が解決しない場合は、バッテリーを検査または交換する必要があります。
結果として
上記の対応をして、「バッテリーの交換修理」という項目は表示されなくなった。おかげで、新しくバッテリーを購入する必要がなくなり、助かった。
同じような現象が現れている人もおり、よく調べないまま、バッテリーを購入してしまう人もいるだろう。
追記
結局、回復したように見えたのは一時的な現象だったようで、昨日新しいバッテリーを購入してきた。
古いバッテリーと新しいバッテリーでは、バッテリーの持続時間がまったく異なってることが実感できた。