Debian Backports を利用してみる。

Debian
  1. /etc/apt/sources.list に設定を追加する
  2. GPG 鍵をインストールする
  3. apt-get update を実行する

/etc/apt/sources.list に設定を追加する

% sudo vi /etc/apt/sources.list
# sources.list generated by apt-spy v3.1
deb ftp://ftp.us.debian.org/debian/ stable main
deb-src ftp://ftp.us.debian.org/debian/ stable main
deb http://security.debian.org/ stable/updates main
# 以下の記述を追加する
deb http://gulus.USherbrooke.ca/debian-backports/ etch-backports main

instructions Debian Backports を読むと、すぐに apt-get update を実行するように書かれている。しかし、すぐに実行すると下記のエラーが発生すると思われる。

W: GPG error: http://gulus.USherbrooke.ca unstable Release: The following signatures couldn’t be verified because the public key is not available

注意 : この警告は etch で発生すると記述されている。

If you are using etch and you want apt to verify the downloaded backports you can import backports.org archive’s key into apt:

http://www.backports.org/dokuwiki/doku.php?id=instructions

また、サポートされる backports は現在、etch と lenny となっている。今後、これを参考にして設定する場合は、対応している Debian のバージョンを確認する必要がある。

GPG 鍵をインストールする

インストールする方法は、複数あり、下記の手順でインストールができる。

  1. apt-get からインストールする
    インストール時に警告が出るが、そのままインストールをする
  2. gpg コマンドからインストールする
  3. wget で直接 GPG 鍵を取得する
apt-get の 場合
apt-get install debian-backports-keyring

gpg コマンドからインストールする場合

gpg --keyserver hkp://subkeys.pgp.net --recv-keys 16BA136C
gpg --export | apt-key add -
wget で直接取得する場合
wget -O - http://backports.org/debian/archive.key | apt-key add -

apt-get update を実行する

% sudo apt-get update

で変更作業は完了。