Perl と Windows

なぜ,Perl でプログラムを組むのが,こうも苦痛を伴う作業になったのだろうか。そもそも Perl の国際化サポートということ自体が,日本語 Windows のためでなかったのだ。Internationalization (国際化)とは汎用的なインターフェースの構築である一方,Localization (地域化)は特定の地域向けの特別なインタフェースの構築なのだ。従って,日本語 Windows に対して,Localization の方がプラットフォームに対して特別な配慮をするものだから,使いやすいのは当然なのである。
UTF8 が標準の Linux であれば,Perl 5.8/5.10 は非常によいツールだと思う。
しかし,開発言語は,使用されるプラットフォーム(OS)に対して最適なものを提供すべきで,言語使用を優先させるべきではないのだ。日本語 Windows では,ShiftJIS をうまく扱えるプログラミング言語が必要なんだ。
Windows で Perl 5.8/5.10 を使うモンじゃない

とはいえ、CPAN の魅力はそれを補うに十分だと思う。