MySQLでデータをリストアする場合、slow_query_log を OFF にする方がいい場合

MySQL のデータベースをリストアに2日かかった原因を調べていたところ、slow_query_log_file に大量のログが書き出されていたことがわかった。
大量のデータを INSERT しているため、通常の long_query_time で設定している時間以上に SQL の実行に時間がかかっており、INSERT した SQL すべてがログに書き出されていた状態だった。その結果、書き出されたログファイルのサイズは 8GB を超過しており、ログに追記されるたびに巨大なファイルを更新するディスクIOが発生していたことが、処理に時間がかかる一員となっていた。
そのため、リストアが終わるまでは、

SET GLOBAL slow_query_log = 0;

を実行して、一時的に slow_query_log の書き出しを停止した。